小林麻央さんの 乳がん 治療 から学ぶ。

ガン免疫療法 といっても 3種類 あります

免疫とは
身体がもともと持っている機能です。

この免疫機能を生かした
治療方法が免疫療法です。

利点
本来の身体機能を生かしているので、
副作用が少ない。
ということです。

効果があるときには
驚くほど、効きます。


欠点としては2つあります。

いまだに
メカニズムがはっきりしていないために
効かない人や効果のある人はやってみないと分からない
というばくち的な側面があります。

もう一つの欠点は
保険適応外なので
高額だということです。

これらの利点、欠点を踏まえたうえで
免疫療法をもう少し詳しく見てきます。


大きく3つの免疫療法があります。


「免疫療法は怪しい!」といわれていたのは
一番のワクチン療法です。

技術面では進歩していますが、
まだまだです。

私の父親も樹状細胞免疫療法を受けました。
2010年の2月から8月までです。


結果的に、
亡くなる直前まで受けていましたが、
効いたかどうかはよくわかりません。


一方、
2番の抗体を用いた免疫療法は
ここ数年で劇的に進歩しています。


3番に関しては
まだ応用例が少ないため、
もう少し様子見といったところです。
では順にみていきましょう。


1 ワクチン療法

異物を体内に入れることにより身体の免疫反応を起こして
同時にがん細胞をやっつけようという考えです。

異物として、
死んだ細胞やウィルスを使う場合と
分子やタンパク質を使う場合とがあります。

一昔前に流行った
丸山ワクチンもこのカテゴリーに入ります。

今はもう少し工夫されており、
がん細胞特異的なタンパク質やペプチドを使ったりします。


以下に樹状細胞免疫療法や
活性化T細胞免疫療法など
口コミランキングとして載っています。

免疫療法医療機関分析ナビ
meneki-ryohou.com







2 抗体を使った療法

チェックポイント阻害剤(PD-1)は、
このカテゴリーに入ります。


皮膚のがん細胞(メラノーマ)の患者さん、
32人に治験を行ったところ
なんと56パーセントの人にがんの縮小、
もしくは
がん細胞の増殖が抑えられました。


1キログラム当たり
10ミリグラム使用して
2週間に1回の割合で、
この抗体を投与しました。

この試験の結果を受けて
2014年にチェックポイント阻害剤が
早急に承認されました。

その後、
2015年3月には
肺がんの一種(小細胞肺がん)にも
適用が認められました(アメリカ)。

日本でも
現在、
チェックポイント阻害剤による
免疫療法が次々と
適応申請されて
広がる予定です。





3 細胞を使った療法

がん組織の中に、
白血球が入り込んでいる場合があります。
これを「がん浸潤性リンパ球」と呼びます。

これらのリンパ球は
単に入り込んでいるではなくではなく、
ガン細胞を異物として認識しているために
がん細胞をアタックしている途中だと考えられています。

そこで、
この白血球(獲得性T細胞)を採集して、
増やして体の中に戻そうというのが主な考え方です。

アメリカの国立がんセンター
スティーブン・ローゼンバーグ先生が
先導して技術が進歩しています。

これからも
日進月歩でガン免疫療法は進んでいます。